東京都は16日、旧耐震基準マンションの管理組合向けの、ピロティ階の緊急補強に向けた設計・工事に対する補助の申請受付を開始した。
「命を守るためのピロティ階等緊急対策事業」とされ、「地震時の倒壊・崩壊の危険性が高い」とされるIs値0.3未満のピロティ階を持つマンションを対象に、補強設計・工事に要する費用を補助する。補助率は2分の1で、上限は262万5,000円。
都では、耐震診断実施済みのマンションには無料で専門家を派遣するほか、未実施の場合でも区市と連携して耐震診断補助等の情報を提供する。
不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイトより転載