首都圏分譲マンション賃料、8ヵ月連続で上昇

(株)東京カンテイは17日、2024年6月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

首都圏の平均賃料は3,669円(前月比0.3%上昇)となり、小幅ながら8ヵ月連続で上昇した。都県別に見ると東京都は4,212円(同0.8%上昇)、神奈川県2,948円(同変動なし)、埼玉県2,186円(同4.4%上昇)、千葉県2,025円(同0.8%低下)。東京都は再び上昇に転じ、埼玉県では賃料水準の高いさいたま市や川口市での事例が増加したことから比較的大幅な上昇。神奈川県は上昇傾向が続いていたが一服感が出た。千葉県は3ヵ月連続の低下となった。

近畿圏は平均2,338円(同1.1%上昇)で6ヵ月連続で前月を上回った。大阪府は2,713円(同1.9%上昇)と上昇したのに対して、兵庫県は1,801円(同0.9%低下)となった。

中部圏は1,966円(同0.1%低下)と小幅なマイナス。愛知県は2,029円(同0.2%低下)とこちらも小幅な動きとなり、2月以降水準をキープしている。

不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイトR.E.portより引用

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