冬にお湯が出にくいのはなぜ?

冬に蛇口から出るお湯の量が少なくなる理由について
給湯機器の製造販売しているリンナイ株式会社(以下、リンナイ)は公式サイトで下記のように説明しています。
夏と冬では、水温に差があり、設定温度まで上げる時間に差が出ます。
この差が、夏と冬のお湯の出の差となります。

 

とのことです。

給湯器の能力は機器ごとに決まっており、季節に関わらず一定の熱量で燃焼します。

しかし夏と比べて、冬は給水の温度が低下。夏と同量の水をお湯にしようとしても、水温が低いぶん時間がかかってしまいます。

そこで、同じ熱量で水温を上げるために水の量を減らしているのだそう。

これによって、蛇口から出るお湯の量が少なくなるのです。

冬になるとお湯の出る量が減るのは、きちんとお湯を出すための正しい給湯器の仕組なんです。

故障ではないので安心しましょう。

 

一方、夏にお湯を出そうとすると、設定した温度よりも熱いお湯が出てきてしまうことはありませんか。

これは給水温度が高いため、いつも通りの熱量で温めた際に、設定温度よりも高くなってしまうという現象なのだそうです。

給湯器の故障ではなく、給湯器の仕組み上、夏場には起こりやすい現象のようです。

出すお湯の量を増やすことで温度が下がり、設定温度に近付けられるので、設定温度よりも熱い場合は蛇口をいっぱいに開けましょう。

夏と冬で蛇口から出てくるお湯の量や温度が違うのは、給湯器の仕組み上、発生してしまうようです。

 

ただしリモコンにエラー表示などが出ている場合は、他の原因も考えられますので、メーカーやガス会社にお問い合わせください。

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