空き家対策について
こんにちは!
たきのぼり不動産の南です!
先日、空き家コンサルタントの講習会に行ってきました。
かいつまんで言うと、社会問題になっている空き家問題について、
不動産としての目線、建築物としての目線、各種お金の問題や、相続などの目線・・・etcを
ワンストップで対応できるように、各専門家(税理士さんや建築士さんなど)の切り口から学びましょうといった内容です。
広島県でも約15%程度の空き家が存在し、利活用されていないというのが現状だそうです。
この空き家が発生する一番多い要因というのが、相続だそうです。
相続したものの、
残置物もあるし、
売るのも忍びないし、
お金はかけたくないし、
自分で住むのはそもそも考えられないし、
人に貸すのも抵抗があるし、(そもそも現状で賃貸需要が考えられない)
と思っているうちに、時間が経ち、
建物の劣化が進み、ゴミの不法投棄を誘発したり、
雑草が繁茂し、ひどい場合には倒木や火災などで近隣の方にまでご迷惑をかけてしまう事案まで発生し得ます。
何を隠そう、私の母方の祖母の家が1年ほど前まで空き家でした。
祖母が要介護になり、老人ホームに入ると同時に空き家になり、
しばらくは、母親が1週間に1度 片道1時間かけて空気の入れ替えや草むしりなどをしていたようですが、
かなりの負担で、私に賃貸や売却も含めて相談をしてきました。
こういう時に不動産業者の息子がいると役に立ちます。
本人(母親)や祖母にとっては何十年も住んできた家で、
思い入れも強く、なんとか手放さない方向で最初は考えていましたが、
賃貸に出すためのリフォーム代や、交通の便が良くなく将来的に利用する可能性も低いこともあり、
最終的には売却することとなりました。
いまでは、新しい買主さんが大規模なリノベーョン工事を行って、
快適に暮らしてくれているようです。
しかも、意外だったのが、母親・祖母から一抹の寂しさこそ感じましたが、
「肩の荷がおりた」「スッキリした」「よかった」という言葉がすぐに出てきたことです。
もしも、今 同じように空き家をどうしようかとお悩み中の方がいらっしゃいましたら、
お気軽にご相談ください!
今度は、父方の祖父母の家の利活用問題にも取組中の南が精一杯お手伝いさせていただきます